背伸びをしたら足がつる！もしかして怖い病気かも！？

ん～～～って背伸びすると、身体がぐ～ンと伸びて気持ちいいですよね。
でも、背伸びの気持ちよさを感じていると、不意にやってくるのが足の“つるぅ～”って痛み。
多くの人が経験したことがあると思います。
なぜ背伸びしただけで、足がつっちゃうんでしょうか？

もしかすると、何か身体の不調のサインなのではと心配になってしまいませんか？

自分もたまに経験することで、ちょっと心配になったので調べてみました。
よく足がつって苦しんでいる方、ちょっと病気じゃないのか心配な方、ど～ぞ参考にして下さい！！

足のつる原因

そもそも、「足がつる」って現象は、足の筋肉が突然強い痛みを伴って収縮・けいれんすることをいいます。
足のなかでもとくに多いのが、ふくらはぎがつる「こむら返り」です。

足のつる原因の多くは“筋肉の疲労”です。

つい調子にのっていつもより過激な運動をしたり、普段しないような体勢を継続した時、アフターケアーを十分に行わなかった場合に起きます。

これが原因の場合は、筋肉の疲れがとれれば症状も治まるでしょうから心配することはないでしょう。
その他にも、“筋肉の冷えによる血行不良”や、“カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラル不足”なども原因と考えられます。

ふくらはぎは心臓から離れた部位でもあり、また立ちっぱなしの場合など血流が悪くなることから起こることが考えられます。
ミネラル不足が原因ってのも、よく耳にする原因です。

これらの原因はなんとなく知られていますが、足が頻繁につる人は病気のなのかもしれません。

足がつる現象を引き起こす病気としては、以下のようなものがあります。

・閉塞性(へいそくせい)動脈硬化症
・脊柱管狭窄症（せきちゅうかんきょうさくしょう）
・椎間板ヘルニア
・甲状腺異常
・脳梗塞や脳腫瘍、糖尿病など

頻繁に足がつる方は「単に足がつっただけだから」と甘く考えないようにしてください。
もしや、恐ろしい病気になりかかっているかもしれませんよ！！

足がつった場合の対処法

当然みなさんも経験されていることなので、いまさらって思われる方も多いと思いますが・・・
おさらいのつもりでご覧ください。

まずは膝を伸ばして足のつま先をゆっくり顔の方へ曲げるようにして、ふくらはぎの筋肉を伸ばします。
これで収縮した筋肉を伸ばすことができ、痛みが消えていきます。

ここで注意しなくてはいけないことは、“ゆっくりと行う”ということです。
一気に無理矢理伸ばそうとすると、筋肉を痛めてしまう恐れがあります。ゆっくりとふくらはぎを伸ばすようにしてください！！

足がつらないようにするには！

とにかくの対処法はおわかりいただけたと思います。
しかし、肝心なのは足がつらないようにする予防法です。

筋肉疲労により起こる場合は、疲労の度合いを軽減するようしましょう。
具体的には十分なストレッチを行う。または、アイシングや湿布も効果的でしょう。

ミネラル不足の場合は、食生活で十分なミネラル分の補給を行うことが望ましいのですが、最近はミネラル豊富なサプリメントも市販されていますにでスポーツドリンクと併用するのもよいでしょう。

血行の不良による場合は、温かいお風呂に入って十分身体を温めて、その後足をマッサージするようにしましょう。

病気が原因の場合は専門医の言われることを正しく実践しましょう。

最後にひとこと

足がつるという現象は年齢や性別によっても違いはあります。

ちなみに足がつる現象は、男性より女性の方が起こりやすいようです。
また、高齢者の方が若い方より起こりやすいようです。

自分はまだ若いから大丈夫とか安易に考えず、足つりが頻発する方は病気を疑って病院で診断をうけましょう！！