中性脂肪、コレステロール値を下げるためには！？

先月受けた健康診断結果が届きました。

がぁ～～ん！血液検査結果を見たら中性脂肪値およびＬＤＬ（悪玉）コレステロール値が上限基準値を超えていました。

そら～、あんた「ぷちメタボ」だもんしゃ～ないやろ。

確かにそうなんですが、ここ数年は基準範囲に入っていたのに・・・・

原因は何か胸に手を当てながら調べてみました。

中性脂肪・コレステロールとは

（１）中性脂肪　別名は「トリグリセリド（トリアシルセロール）

 人間の身体を動かすためのエネルギー物質です。
身体に付く、余分なよぶよの贅肉、皮下脂肪のことです。

 （２）コレステロール

血中のコレステロールには、三種類のものがあることはご存知ですか！？

「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」の二種類はさっと思い浮かびますよね。

では、あとひとつはVLDLといわれるものです。

はっきり言って、VLDLってのは自分は知りませんでした。皆さんはご存知でしたか？

じゃ～、ひとつずつどんなものか見ていきましょう。

 ａ．ＨＤＬコレステロール（通称「善玉コレステロール」）

善玉コレステロールは、血管の壁についている余分な脂質であるコレステロールを取り去ってくれます。

 ｂ．ＬＤＬコレステロール（通称「悪玉コレステロール」）

悪玉コレステロールは、肝臓でつくられたコレステロールを各臓器に運ぶ働きをしている低比重リポたんぱくのことです。

細胞内に取り込まれなかった余剰なコレステロールを血管内に放置し、動脈硬化を引き起こす原因となります。

ｃ．ＶＬＤＬ

ＶＬＤＬとは「超低密度リポたんぱく質」で、肝臓で合成される内因性脂質のことのようです。

超低密度リポたんぱく質なんって言われてもよく分かりませんが、肝臓から組織へコレステロールを運ぶ働きがあるそうです。

基準値と基準値を超えた際の影響について

（１）中性脂肪　150mg/dL未満

（２）コレステロー

• 総コレステロール　   140～199mg/dL
• LDLコレステロール　140mg/dL未満

   動脈硬化を引き起こす可能性があります。

中性脂肪，コレステロールを下げる方法

中性脂肪やコレステロールが上昇する原因の多くは、「食生活の乱れ」や「運動不足」です。

そこで以下のような食事療法と適度な運動を行い、コレステロールを下げていきましょう！！

（食事療法）

• 食べ過ぎない！　摂取エネルギー量を適正に保ち、腹八分目を心がけましょう！
• コレステロールが多い食品を控える！
• 糖分の多い食品を控える！　お菓子・ケーキ・清涼飲料水などですね。
• 飽和脂肪酸を抑え、不飽和脂肪酸を摂る！　魚類や植物の脂（不飽脂肪酸）、肉類の脂肪や乳製品（飽和脂肪酸）
• 食物繊維を積極的に摂る！
• 抗酸化物質を含む食品を積極的に摂る！　抗酸化物質とはポリフェノールやカテキンが有名で、ココアに含まれるカカオポリフェノールが代表食品です。

なかなか完璧な食事療法や運動を習慣づけることは難しいでしょうが、健康な身体を保つためにがんばりましょう！！