はじめてのフルマラソン！給水のコツすべて教えます！

マラソン大会に出場した際、ハーフ以上の長い距離を走る場合には大会主催者が設置している給水場があります。
この給水場で給水できなかったら、脱水症状になったり、そこまでいかないにしても辛い思いをしなくてはなりません。
そんなことのないように、年間数回はフルマラソン大会に出場している私の経験から考えた上手な給水のコツをお教えします。
はじめてフルマラソンに出場する方や、フルマラソンで上手に給水のできない方はぜひ最後までご覧ください。

上手な給水のコツ

マラソン大会ではだいたい５kmごとに給水場が設置されています。
給水場にはスポーツドリンクおよび水がいくつものテーブルの上に並んでいます。
この給水場でしっかり給水できないと、途中脱水症状によりリタイアしたり、先の５km区間を喉カラカラで辛い思いをしながら走ることになります。
では、私の給水のしかたを紹介しますね。

①給水場を見逃さないこと

何をバカなことを言ってるんだ！と思われるかもしれませんが、給水場の場所はきっちり５kmごとってわけじゃありませんし、給水場が走路の右側にあるのか左側にあるのかわかりません。
給水場数百メートル手前には、給水場所を示す表示がありますので見落とさないよう注意しましょう。

②給水場への進路変更

給水場標示を見つけたら、給水場の設置されている方に進路を徐々に変更していきましょう。
給水場地点で急なコース横断をしようとしても、他のランナーと接触したり。
コース横断ができなかった場合は、給水場を横目に通過することになってしまいます。

③手前の給水場所は避け、奥の給水場にて給水

給水場は、スポーツドリンクのコーナーおよび水のコーナーに分かれています。
各コーナーにはずらりと並んだ机の上に紙コップに入った飲み物が置かれています。
人間の心理として我先にと給水場に飛び込むため、手前の給水テーブル地点は大混雑したり、飲み物がなくなったりします。
混雑している手前地点は避けて奥のテーブルで確実に給水すようしましょう。

④走りながらの給水のコツ

走りながら給水するって結構難しいです。
一気に飲み物が入ってむせ返したり、変なところに飲み物が流れ込みせき込んだりします。
確実な方法は、飲み物を手にしたら走らず歩きながら少しずつ飲むことです。
この時に注意しなくてはいけないことは、急に歩きだすと後続のランナーと接触する危険性があるので、徐々に速度を落としながら周辺のランナーの動きを確認して歩きだすようにしましょう。
少し慣れてきたら、紙コップの口を潰し一気に口の中に入らないようにし、走りながら少しずつ給水するようにしましょう。

⑤飲み終わった紙コップの始末

十分に給水できたら、飲み終わった紙コップは給水場から先に設置されているゴミ箱に捨てましょう。
この際、飲み残しがある場合は残った飲み物は周囲のランナーにかからないよう注意しながら路面に捨てて、空にしてからゴミ箱にポイしましょう。

給水時のドリンク

走り続けていると汗をかいてきますよね。
長時間走っていると体内のミネラル分はこの汗と一緒に体外に排出されます、すると熱中症になったり、痙攣を引き起こしたりします。
フルマラソンを走りきろうとした場合，５km毎に給水場があったとして８か所以上の給水を行うことになります。
この８か所で水しか飲まなかった場合、失われた体内のミネラル分は補給されることがありません。
給水場には水の他にスポーツドリンクや食塩などがあるはずです。
水だけじゃなく、スポーツドリンクや食塩でミネラル分を補給するようにしましょう。
私の経験上、給水場は最初スポーツドリンクのコーナーがあって、その後に水のコーナーがあります。
このような給水場では、私はスポーツドリンクをひと口ふた口飲んで、その後の水で甘ったるくなった口の中をすすいでいます。

最後にひとこと

フルマラソンを完走するためには、確実な給水、ミネラル分の補給が必須です。
確実な給水を行うためにも、先ずは給水場を見逃さないこと、最初のうちは焦って給水せず立ち止まって確実に給水するようにしましょう。
給水は必要なことですが、がぶがぶ飲みすぎないように注意しましょうね！！