あなたの腸内フローラは大丈夫？改善にはこれ！！

2016/04/29

最近、健康をテーマにしたＴＶ番組などでよく耳にする腸内フローラ。

あなたの腸内フローラは大丈夫ですか？
ぜひこの記事を読んで、自分の腸年齢を知り腸内フローラをのバランスを整えてください。

腸内フローラってなに？

ＴＶなんかで「腸内フローラ」って言葉は聞いたことあるけど、よくわかんないって方も多いのでは？

人間の腸内には数多くの腸内細菌が存在しています。その数なんと数百種、約100兆個といわれています。

これらの細菌は同じ種類で集まろうとする特徴があります。

集まった細菌たちを顕微鏡で見ると、まるでお花畑のように見えることから腸内フローラと名づけられました。

腸内フローラを作る主な腸内細菌

腸内に存在する細菌は、その人その人で異なっています。
例えば年齢だったり、生活習慣などで変わってきます。

腸内細菌を大きく分けると以下の３つの細菌になります。

善玉菌
乳酸菌やビフィズス菌などで、身体に良い良い影響を与える細菌たちです。
主な働きは、消化吸収や老廃物の排泄を促します。また、ビタミンの生成や免疫力向上にも力を発揮します。

悪玉菌
読んで字のごとく、身体に悪い影響を与える細菌です。
ウェルシュ菌やブドウ球菌などが悪玉菌と呼ばれています。
悪玉菌は腸内で有害な物質を生み出し、腸壁を傷つけてしまい身体のあらゆる機能を衰えさせてしまいます。

日和見（ひよりみ）菌
日和見菌は善玉菌と悪玉菌の中間に位置する細菌です。
バクテロイデスや連鎖球菌などです。

日和見菌は善玉菌や悪玉菌の働きを助けます。つまり、善玉菌の勢いが強い時には善玉菌の助けを、逆に悪玉菌の勢いが強い時は悪玉菌の助けをします。

腸内環境が崩れると・・・

腸内フローラのバランスが崩れた場合、先ほど紹介した日和見菌が悪玉菌の助けをするようになります。結果、便秘になったり、下痢などの不調に陥ります。

腸の不調を放っておくと、炎症性腸疾患や大腸がんなどの重篤な病気になる可能性もあります。
自分自身で腸の健康状態を確認し、早めに対策をとることが大切です。

腸の健康状態は腸年齢で確認

腸年齢とは、善玉菌と悪玉菌のバランスから、腸の状態を表したものです。
生活習慣病のリスクや腸の老化度合いなど知る目安にもなりますので、ぜひ確認してみてください。

以下の設問に答えてください。

（食事）
□朝食を食べないことが多い
□食事時間は決めていない
□野菜が不足しがち
□お酒をよく飲む
□週に４回以上は外食する
□食事に要する0時間が短い
□お肉が好き
□乳酸品は嫌い

（生活・体調）
□タバコをよく吸う
□肌荒れがヒドイ
□おならが臭い
□いつもストレスを感じている
□顔色が悪い
□寝つきが悪い
□運動不足
□トイレの時間が不規則

（排便）
□排便したのにスッキリしない
□便が硬くて出にくい
□力まないと出ない
□コロコロした便が出る
□便が便器の水に沈むことが多い
□便が臭いと言われる
□便の色が黒っぽい
□たまに便が緩くなる

どうですか、あなたは何個チェックが付きましたか？

ちなみに評価目安は以下のとおりです。
４個以下→実年齢より若い！
理想的な腸内環境と言えます。
５～９個→実年齢＋10歳
悪玉菌が増えないよう注意しましょう！
10～14個→実年齢＋20歳
腸の老化がかなり進んでいる可能性があります。
15個以上→実年齢＋30歳
危険な状態です。生活習慣の改善に努めましょう！！

腸内フローラの改善方法

腸内フローラが崩れると、炎症性腸疾患や大腸がんなどの危険な病気にかかってしまうかもしれません。
そうならないためにも、不調を感じたらすぐに腸内フローラ改善に取り組みましょう。

ビフィズス菌や乳酸菌を摂る
ビフィズス菌や乳酸菌を多く含むヨーグルトや乳酸菌飲料など摂りましょう。

ヨーグルト
オリゴ糖や食物繊維を摂る
オリゴ糖や食物繊維は善玉菌を増殖させるのに有効です。